文法の学習と聞くと、多くの人は問題集を解いて覚えるものだと思うかもしれません。
例えば、空欄補充や文の並び替え、日本語訳などありますよね。
でもこんなことをしても、会話で文法を使えるようになりません。
そこで、今回は、文法の効率的な学習法が分からない人向けに、どう文法を学習するべきなのかをまとめます。
・会話に活かすなら、日本語を中国語に瞬時に訳す練習をすればいい。
・効率的な学習法。
・おすすめの例文集。
日本語→中国語へ瞬時に翻訳する
ずばり、会話で文法を使えるようになりたいなら、文法書に書いてある例題の日本語訳を中国語に瞬時に訳せれればオッケーです。
文法のルールだけを知識として覚えても使いこなせるようにはなりませんが、翻訳の練習を繰り返すと、文法のルールを覚えるだけではなく自分で使いこなせるようになります。
この学習の仕方は2ステップからなります。
(1) 文法を理解する
まず使えるようにしたい例文の文法箇所の解説を読んで理解します。
文法を理解しないでただやみくもに例文を暗記しても、単語を組み替えて例文をつくることができず会話で使えるようにならないので、必ず文法のルールは理解しておきましょう。
いきなり翻訳の練習をしない
例えば、「やっとの才」なら、
・すでにの就とは対照的
・動作が時期的に遅いときに使う
・文末に了はつかない
だとかの解説を読んで理解します。
(2) 例文の日本語訳を見て中国語に翻訳する
文法事項を理解したうえで、翻訳の練習をします。
さっき例に挙げた「やっとの才」なら、
「彼は50歳でやっと結婚した」
という日本語訳などを見て、文法事項も意識しながら瞬時に
「他50岁才结婚」
と言えるように何度も練習します。
流暢に言えるようになったら、自分が知っている単語に置き換えても翻訳ができるので、会話で使えるようになります。
もっと練習したいときは
ただ、文法書に載っている例文の数には限りがあります。
十分慣れるほど数をこなすことができないため、文法を自由に使えるようにするにはもの足りないです。
練習量が少ないので、中国語を組み立てるのに時間がかかってしまいます。
中国語を話すのに時間がかかっていると会話がうまくいかないので、大量の例文を練習して、素早く中国語を言えるようにしましょう。
おすすめの例題集としては、ビジュアル中国語・文法講座&例文ドリル (1)基本の表現編になります。
文法の解説が分かりやすいし、大量の例文の翻訳ができて、日常会話で使うような例文が多いのでこれを何回も繰り返して文法を覚えることができます。
文法事項の習得以外に、語彙力が増えたり自然な言い回しも覚えられたりするので、プラスアルファを求める人には特におすすめします。
詳しくは↓の記事を参考にしてください。
まとめ
会話に活かす文法の学習法についてのまとめは↓の通りです。
・文法を会話で使えるようにしたいなら、瞬時に日本語訳を中国語に訳せるようにすればいい。
・ただ文法書の例文は掲載数が少ないため、ビジュアル中国語・文法講座&例文ドリル (1)基本の表現編の例文集をやるのがおすすめ。
今回のまとめでは、文法の例文を翻訳するのと、例文集の例文を翻訳する2つの学習法について紹介しました。
どちらの学習法がいいのかについては、例文集の方がおすすめですが、人によって違います。
自分がどちらをするべきか分からない人は↓の記事を参考にしてみてください。
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